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電車男、3誌でコミック化され、どれもコミック持ってますが、一番好きなのがこの渡辺版「電車男」ですね。
全3巻で、テンポ良く進むし、オリジナルな部分も適度に、うまい具合に本編にからんでて、このバランスが良い感じです。
ブームなんでとりあえず漫画家に描かせました、っていうんじゃなくって、ちゃんと「電車男」をコミック化しました、って印象。 結構何度も読み返してます。
あぁそうそう。 一時は「第二の電車男になるのでは??」といわれたこともあった「痴漢男」は、素敵なウェブコミック化をしてくれてる方がいらして、現在、クライマックスに突入中です。
■ 痴漢男ウェブコミック置き場 http://passionate1842.web.infoseek.co.jp/manga.htm
電車男は映画版見たけど、一般人が考えるオタクってこんな感じだよねテイストを冒頭で少しまぶして、そのあとは脱オタで社会復帰、んで、後半は純愛モノになってて、「これ、何か違くないか。広く一般から客を集めようとすると、一般受けするようなこんな感じになっちゃうのかなぁ」ってんで、何だか珍しく機嫌悪くして帰ってきた記憶が。
要するに、オタクはただの一般人にとっての珍獣扱いで、「そんなオタクでも恋ができるよね」みたいな、何かこう、ほとんど自分の八つ当たりとか自己卑下とか考えすぎとか、そんなのかも知れないけど、これ、オタクサイドからではなく、一般人サイドから作ってるだろって感じで、コアの部分が共感できず、ちと嫌でした。 むぅぅ。
実写映画と、アニオタって、世界違うよなぁ。 ディメンションが違うと(3次元と2次元)ねぇ。
そういや一般人で、「電車男」っていいよね、っていう場合、純愛モノとしての「電車男」が好きなだけで、必ずしもオタク文化を許容してるってわけでは無い可能性もあり、飲み会のときなど、「電車男」の話題が出たときには、どこまで話していいか、慎重に対応してました。
うっかり職場でオタク暴露して、「キモーイ。オタクが許されるのは、大学生までだよね!」な、にったじゅん的展開はマジカンベン。
オン(仕事・職場)とオフ(趣味・プライベート)はきっちりわけて、職場環境にはオタク的要素を一切持ち込まないようにしています。