[アニメ] クソが。お前らは最高の戦友だ! (劇場版 機動戦士ガンダム00)

タイトルが汚い言葉でごめんなさい。

今日は久しぶりに、友人達と一緒に川崎チネチッタに行ってきました。 お目当ては、現在上映中の劇場版機動戦士ガンダム00

以下、ネタバレ注意で。


ガンダムシリーズは、戦争の愚かさと人と人とがわかりあうことの大切さを描いている作品だと思いますが、今度の劇場版ガンダム00は、遂に人と人ではなく、地球人類と地球外生命体とのわかりあいの話に。

液体金属的な生命体で、人間を取り込んで一体化するとか、相手の姿形に変形することができるとか、そうした設定的には既に多くのSFや、映画、アニメでもいろいろと見かけるもので、物語の終わらせ方もやや唐突な感じを受ける面もありました。

劇場内では「ガンダムである必要は無いんじゃないか」と話す声も聞こえ、そういう感想も出るだろうなぁとは思いましたが、外宇宙(そとうちゅう)との来るべき対話に備える、というのはイオリア・シュヘンベルグの計画に入っていたことから、ガンダム00で地球外生命体が出てくるのも、あまりに荒唐無稽な話ではないのかな、とも思うところです。

まぁ、とはいえ、当初はガンダム世界で木星という辺りから、人型で、テレパシーが使えるような生命体なのかなーとか、漠然と思ってましたけど。


今回は、イノベイダーとして新キャラが出てきて、案の定敵に取り込まれてしまうんですが、「お。これは取り込まれて、敵陣営の強力なキャラクターになるのかな」とか、「こいつを取り込むことにより、地球陣営との言語による会話ができるようになるのかな」と思ったら、特段その後、ストーリーに影響を与えなかったのが、何だか少し肩すかしをくらったような感じでした。


あとはいいところを。 自分はガンダム00ではロシアの荒熊、セルゲイ・スミルノフが大好きなんですが、今回、セルゲイ自身は登場しないものの、セルゲイの影響を感じさせるキャラクターが登場したり、息子のアンドレイ・スミルノフが軍人として立派に成長した姿が見れたりしました。

また、今回は地球陣営と地球外生命体との戦いということで、平時は対立関係にある各陣営の登場人物が、共に敵と戦う姿がみられ、個人的にとてもうれしかったです。

自分はこれまで、パトリック・コーラサワーグラハム・エーカーなどのキャラクターを受け入れられず、ゲームGジェネレーションでも自軍キャラクターとして使うことがほとんどなかったのですが、今回の劇場版を観る事で、ふたりに対する感じ方が変わりました。