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■  たんぽ(6) (若宮弘明) 【完】

たんぽ 6 (少年マガジンコミックス)

たんぽ 6 (少年マガジンコミックス)


おっと。 「たんぽ」もついに最終巻ですか。 何だかんだで、おバカなノリで気に入ってて、ずっと追っかけてきました。 おもしろかったですよ。 うんうん。 ちと終わるのもったいない気もするけど、どの作品も、終わらせ時が大事なわけで。 その点、人気のあるうちに終了した「あずまんが」は、良く賞賛されていますね。 ジャンプ系は、無理な延命措置が取られる傾向があるようですが…。 ちなみに、下地にちょこっと「北斗の拳」が入ってるので、そのネタがわかると、も少し楽しめるかな。 あ、しかし考えてみれば…今のマガジンのメイン読者層って、北斗の拳はリアルで連載体験してないんだよなぁ…。 時代の流れは、速いねぇ。  



■  ユリア100式(2) (萩尾ノブト原田重光

ユリア100式 2 (ジェッツコミックス)

ユリア100式 2 (ジェッツコミックス)


前々から、読みたいな〜って思ってたんですよ「ユリア100式」。 連載は未体験だけど、ずいぶん面白いらしいので。 おバカなのりって、大好きですからね〜。 で、昨日アキバ出動して、無事ゲトー。 クリスマスイブに、ひとりのんびり読んだわけですが、めちゃめちゃおもしろかったです。 ツインテールというと、最近は「一騎当千」の呂布フィギュアとか、そんくらいしか見てなかったから、すごい新鮮かも。 絵がほんとかわいいなぁ。 エロかわいい。 さ、1巻も買ってこよう〜!
SIF EX 一騎当千 呂布奉先 (1/8スケールPVC塗装済み完成品)



■  妄想少女オタク系(2) (紺條夏生

妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)

妄想少女オタク系 2 (アクションコミックス)


最近噂の、「妄想少女オタク系」第2巻です。 2巻からだけど、今回が初体験。 私はせっかくの面白い作品と出会うチャンスは逃したくないので、目の前に気になるコミックの第2巻とかあったら、たとえ1巻購入できなくても、買って読んじゃいます。 ちょっと表紙絵から、「あまり痛かったらどうしよ」とか「ちょっと絵が怖いかも」とか心配したけど、中身はわりと普通だし、絵も多少、少女漫画とか読んでれば全く問題ないレベルでした。 全然オッケー。 あれだ、絵が怖いかな、って思ったのは、カラーの一枚絵だったからだ。 で、金髪の金色が、かなり金属はいってるっぽい色だったから、ちょっと怖く感じたんだなぁ〜。 なるほど。 

これ、確かに腐女子扱ってるんだけど、そこは漫画なんで、あまりに行動が痛いキャラとか、絵的に見てて辛いキャラは出てないですね。 むやみにスペック高い子が多い気もするし。 ふむふむ。 それにしても、まっつんすげぇなぁ。 Gカップ美少女で腹黒くてオタクでお笑いなんて、どんなスーパーキャラかと。 いや、なかなか良いもの見ました。 いいね! 買って正解でした〜。


これに「ルサンチマン」クラスのパワーが来たらスゴイだろうなぁ、と一瞬思ったけど、そんな暑苦しい腐女子モノはアレか…とすぐに挫折。 あ、そういや腐女子関連だと、「となりの801ちゃん」も出てたんだっけ。
ルサンチマン 1 (ビッグコミックス) ルサンチマン 2 (ビッグコミックス) ルサンチマン 3 (ビッグコミックス) ルサンチマン 4 (4) (ビッグコミックス) となりの801ちゃん (Next comics)



■  げんしけん (木尾士目

げんしけん(5) (アフタヌーンKC) げんしけん(6) 特装版 げんしけん(7) (アフタヌーンKC) げんしけん(8) (アフタヌーンKC) げんしけん (9) 限定版


泣いた、笑った。 青春の1ページ、遂に完結。

くぁ〜。

しっかし、最終巻は個人的にネタ満載でした。 だって俺、成田地元だもん。 しかもくっちー、高校が成田山の横って…オイオイオイ!!  俺、くっちーと母校一緒確定かよ!!!

参拝時に途中で抜け道してるルートとか全部わかるし…。 これ取材してるから知ってるのかなぁ。 風景とかも、全部どこだかわかるし…。 


うは。 スーが唱えてる不動明王真言。 俺、高校時代の成田山絡みの行事で覚えて、今でも詠唱できるんだけどww ちなみに、2行目頭の、“バサラダンセンダ…”だけど、これは“バザラダンセンダ…”では無かったかなぁ。(もっと正しく言うと“バーザラダンセンダー”) 今ネットで調べてみたけど、やっぱり“バザラダンセンダ”でしたね。 ま、伸び(ー)は字数の関係であえて削ったんでしょうけど。 ふふふ。

■ 成田山ホームページ 不動明王真言 http://www.naritasan.or.jp/faith/shingon/index.html



最後にちょっとだけ言っちゃうと、最後の日の出のシーン。 あれ、成田山から仏教図書館へ続く階段の途中から見てます。 で、日の出が見えてるシーンだけど、下の車とか止まってるのは、仏教図書館正面の駐車場。 で、見てるのが田町方面。 人目につかないところを、良く知ってるなぁ、としみじみ。 成田に詳しい人が、案内してるなぁ。 仏教図書館に続く階段って、大本堂のあるフロアまで階段で上って、そこから右手にぐーっといくんですよ。 そうすると、聖徳太子堂のうしろの方に、ひっそり仏教図書館につながるくだり階段があります。 普通は参拝ルートから外れるので、観光客は知らない人の方が圧倒的に多いはずです。 せっかくだから、この年末に実家帰ったときに、見てきます^〜^ まさか最終巻に来て、こんなに自分的なネタが満載とは思いませんでした。 イヤッほぅ〜!! 地元ネタブラボー!



まともなとこでは、くっちーの「てっきり次期会長は自分だと思ってたのデスガ」に、コーサカがさくっと「それはない」と返してるところが大好き。 もう笑った。

最後はやはり、春日部姉さんに惚れ直して終了〜。 斑目と春日部さん。 いいコンビ。



社会人オタな俺だけど、げんしけん、本当にありがとう。

大学で本格的にオタ開花した自分は、げんしけんは、他人の話じゃありませんでした。 もうあの学生の頃には戻れないし、今は今で、社会人オタとしての自分の生活があるけど、読んでてほんと楽しかったです。

自分はこれから、本腰入れて一社会人としての生活もまっとうしますが、一方で、これはもう性なので、オタ気質とは一生付き合っていきます。 オタはやめません。 というか、やめられません。 げんしけんを読んで、クサイけど、ちょっと自分に素直になれました。 うぁっはっはっは。


ちなみに一番好きだし、たぶん自分に一番近いキャラは、斑目。 うは。