あるある納豆捏造バレた
あー。 ようやく一般にも、「あるある」の納豆ダイエットの話が捏造だと伝わったみたいですね。
2ちゃん界隈では、かなり早いうちに捏造だって話が伝わってて(試験管内の映像を、さも血管内の映像であるように映したり)、いつも使ってるスーパーで納豆が売り切れてるのも見て、「あーあー。 捏造番組に踊らされてるなぁ…。 おかげで普通に納豆買いたい自分が、納豆買えないよ。 とほほ。 こういうときこそ吉野家文か。」などと思ったものです。
なんというか、結構簡単に踊らされる人間って、世の中多いなぁ、としみじみ。 これが大衆、かぁ。
一方で、マスコミも躍らせやすいような番組作ったり、偏向報道したりするわけで、おまけに視聴率稼ぐためにはスケープゴート見つけて徹底的に悪者にして叩きますから、マスゴミなんて揶揄されたりもするわけですね。
(マスコミは、真実を伝えようとしているのではなく、視聴率を稼げる番組をつくろうとしています。 マスコミが伝えるニュースも、客観的な事実ではなく、わかりやすく刺激的な、ニュース風エンターテイメントだと思います)
そんなこんなで、私は普段、TVは見てません。 まぁ、極端すぎるかなぁとも思うけど、正直TVは情報のソースとして信用していないので。 新聞は、実家では朝日だったんだけど、途中から記事がおかしいことに気づいて読むのやめて、一人暮らしの今は、日経です。
ウソはウソと見抜けないと情報を扱うのは難しいわけで、「その情報は本当か」「その情報を流すことによって得をするものは誰か」「その情報に従って行動したとして、最も最悪の被害を被るとしたらどのくらいか」などと、きちんと考えて行動したいと思っています。 重要な判断のときには。
ちなみに、統計とか活字って、わりと簡単にひとをだませる手法なので、心ある方にはご注意を。 統計なんですけど、あれ、元のデータの抽出方法とか、結果の見せ方(どのグラフを使うか。単位はどれくらいにするか)などにより、結構受けるイメージを操作できます。
あと活字ですが、人間、本になっていたり(特にどっかの大学教授が書いていたり)すると、簡単に信用したりしがちですが、書いてるのが人間である以上、間違いも犯しますし、バックにどっかの企業がついてることもあります。 そんなわけで、私が偉そうに書くのもなんですが、ちとご注意を。 あと最近はわりと簡単に本が出ることもあり、レベルが低い本も出版されてますから、その点にもご注意を。
とにもかくにも、捏造放送に振り回されて、疲れてしまった皆さんには、本当におつかれさまでした。
信じていたものに裏切られたとき、その痛みは大変なものです。 放送を信じて納豆ダイエットを行っていた方も、本当におつかれさまでした。
捏造は、いけません。
■番組ねつ造:「あるある」に消費者から怒り http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070121k0000m040070000c.html
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