[引用] 王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜(19)
素敵な作品でした。 個人的に印象に残っているのは、次の言葉です。
人を驚かせる仕事は楽しいしファンも大勢喜んでくれるけど
私生活では相対した人の気持ちも慮らないと
独り善がりの押し付けになってしまうんだな
ペピーノ親方や仕立て屋さんのお蔭でこんなに地味な
仕立てでも人前に出て行ける勇気を貰えた
どぎついアイテムのハッタリに助けて貰ってばかりじゃ
父親として成長できないんだ
悪いところは直すから寮なんてやめときなよ
急がなくても女の子はいつまでも
パパとは一緒にはいられないんだから
ヴァラブレーガ (SFXアーティスト)
王様の仕立て屋 19―サルト・フィニート (ジャンプコミックスデラックス)
- 作者: 大河原遁
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/08/04
- メディア: コミック
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【感想】 父親と娘の話ってのは、いいものですな。いつの間にか自分も、家族をもって、子をもつべき年齢になってしまいましたが、父親と娘が心の距離を縮める話を読むと、「父親ってのもいいものだな…」などと思います。独身主義はそろそろ返上して、これからはかっこいい夫、かっこいいパパを目指しますよ。それが人生のステージというもので、つまり私にとって、「子供の時間は終わり」ということです。