[引用] バーテンダー(4)

 素敵な作品でした。 個人的に印象に残っているのは、次の言葉です。


 いいか


 客なんて旅人と同じだ


 いくら酒で命を救われても


 バーテンダーのことなんかすっかり忘れちまう



 だがそこで飲んだ一杯は忘れない……


 それでいいんじゃないのか



 だから俺も師匠(オヤジ)も


 後悔なんかしていない


 これもバーテンダーという生き方のひとつだ



  北方 (きたかた/「North Wind」バーテンダー


バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)

バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)


 だが 今気づいたよ


 過去の後悔に負けまいと頑張ってきたから


 会社も世間に認められるようになった



 君は君の人生で成功し


 僕も 僕なりの人生を生き抜くことが出来た



 後悔の過去も決して無駄ではない


 いや 後悔があったから今の自分がいる…


 あのバーテンダーはそう言いたかったのか



  嶋岡社長 (しまおか−/嶋岡広告社社長)


バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)

バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)


 なぜだか 分かりますか?



 みんなバーテンダーだから



 君の悩みも苦しみも


 同じように乗り越えてきたから



 頑張れよと


 少しだけ応援したくなるんです



  佐々倉 溜 (ささくら りゅう/バーテンダー


バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)

バーテンダー 4 (ジャンプコミックス デラックス)


【感想】 この4巻は、個人的に響く言葉が多かったですね。普段は1冊につき、取り上げる言葉はひとつまでというルールでやってるんですが、いい言葉に出会ったときは、そんなルールはパーっと忘れることにしますよ。


 wikipedia:バーテンダー (漫画)



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