[コミック010] ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編(3)


 いい作品には、いいおっさんキャラがいるわけで。


  説教を聞きながら


  内心 私は喜んでいました



  まるで 本当に親父が帰って


  きてくれたみたいだって



  いい年して


  私には まだ親父が


  必要だったのだ



    大石 蔵人  (おおいし・くらうど / 刑事)


   ひぐらしのなく頃に解 祭囃し編 - Wikipedia

自分も30代になり、年齢が積み重ねたものの重みを感じるようになりました。

そして、ひとりの力だけでは成し得ないことがある、ということも。


アニメやコミックなどでは、ユーザーの年齢を考慮して、登場キャラクターの年齢は比較的若く設定されることが多いように感じます。

でもそんな中、人生の深みを感じさせてくれるおっさんキャラクターが登場すると、自分はうれしくなってしまうわけでありまして。


しかしホント、月日が経つのも早いものですね。

いろんな作品に夢中になったり、アキバに毎週毎週通っていたのも、今は昔。

社会人になって、一生懸命働いて、後輩の指導をするようになって。

自由に使える時間は物凄く少なくなってしまったけど、今でもこうして作品を鑑賞することができて、本当に嬉しいですよ。


これから結婚して、日々の生活も変わっていくけど、生涯、いろんな作品を心から楽しんで、幸せを感じたいです。

自分はオタク趣味をバッシングされ、辛い思いをしながら生きた日々も確かにありましたが、いつか自分に子供ができたら、そうした辛い思いはさせたくないと、心から思います。

家族で一緒に作品を楽しむことができたら、それはそれで幸せですが、それぞれの人生ですからね。


まずは自分で、作品を楽しみながら残りの人生を送ることを大切にしたいと思います。