今日は記念すべき日

今日職場で、書類を提出してきました。

それは、今後のコースを決定するもの。

出世するには、全国転勤しなければならないのですが、そうではなくて、お給料も下がる、出世も上限が課されるけれども、転勤がないコースを選択しました。


人生、いろんな生き方があるし、大切なものも様々あります。

一度だけの人生、何を大切にしたいのかをよく考えないと、後になって後悔しても遅いわけでして。


私の場合、いくらかのお金や出世には、あまり興味はありません。

それよりも、転勤で子供や家族に迷惑を強いたり、実家の両親となかなか会えなくなったりすることが、非常に苦痛でした。


変な話、人間、死んだら終わりです。

そして残念なことに、両親ともいつかは別れなければならない時がきます。

また、一方で、子供と過ごすことができる時間も、限られています。

子供の成長は早いです。

そのうちいつか、時間がゆっくりできたら子供と正面から向き合うさ、などと言っていたら、あっという間に子供は大きくなって、貴重な幼年時代を一緒にすごしてくれなかったことに、恨み言を言われるかも知れません。

子供の頃の貴重な時間は、過ぎてしまえば、もう戻らないのです。


私は幸いに、育児セミリタイヤをしている人達を知ることができ、その生き方を素晴らしいと思いました。

そして自分の人生に当てはめ、これから先、自分の人生がどうなるかはわからない(今の会社をやめているかもしれない)けれども、とにかく、仕事よりも、家族と共に過ごすことを選択しました。


今まで自分の人生に、はっきりした意図を発することをしてこなかったけれども、今日はやっと初めて、意図を放つことができた感じです。