[映画] 「永遠の0」(新宿バルト9)

 

 本日公開の映画「永遠の0」を観てきました。感じたのは、命の連なり。もちろん主軸として、祖父宮部久蔵と、孫の佐伯健太郎の直接的な血のつながりもあるんだけれど、宮部が救った命が、やがて宮部の妻や孫を救い、励ますことになる。生きることの意味と、そして、ただ生きるということがどれだけ素晴らしい事なのかを考えずにはいられません。どんなに辛い事、苦しい事があっても、生きていれば必ずどうにかなる。

 生きるという、そんな当たり前の事が難しかった戦争の時代を私達の祖父や祖母は過ごしてきたということ、そして、今の日本は、そうした辛い時代を必死に生き延びてこられた先達から、今を生きる我々が引き継いできたものだということに、改めて襟を正す思いでした。

 それにしても、愛する家族がいるというのは、本当に素晴らしいものですね。両親へは年末年始に帰郷して親孝行するとして、自分も来年こそは独身生活を返上したいと思います。


<追記>

本作が遺作となった、俳優の夏八木 勲(なつやぎ・いさお)さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

永遠の0
◆ 永遠の0 - Wikipedia
◆ http://www.eienno-zero.jp/index.html